新宿の街のシンボルとして半世紀以上にわたり親しまれてきた小田急百貨店新宿店本館が、2022年10月に惜しまれつつも閉店を迎えました。小田急線の起点である新宿駅と一体化したあの巨大な建物が姿を消していく様子を見て、時代の移り変わりを実感した方も多いのではないでしょうか。
しかし、小田急百貨店が完全に新宿から消えてしまったわけではありません。現在は「新宿西口ハルク」にて場所を移して営業を継続しており、百貨店としての機能を守り続けています。さらに、旧本館跡地では驚くような大規模な再開発プロジェクトが進行しています。
この記事では、小田急百貨店新宿閉店の本当の理由や、移転先のハルクでの現在の営業状況、そして2029年度に誕生する新しい新宿駅ビルの姿を詳しく解説します。鉄道と街の繋がりを大切にする視点で、これからの新宿がどう変わるのかを一緒に見ていきましょう。
小田急百貨店新宿閉店の真相と現在の営業スタイル

小田急百貨店新宿店本館が閉店した理由は、単なる業績の問題ではなく、新宿駅西口エリア全体の未来を見据えた「国家戦略特別区域」としての再開発計画が深く関わっています。
なぜ長年愛された本館は閉店を選んだのか
小田急百貨店新宿店本館が閉店した最大の理由は、新宿駅西口地区の再開発事業による建物の建て替えです。かつての本館ビルは1967年に全面開業しましたが、半世紀以上が経過し、建物の老朽化や耐震性能の課題が浮上していました。
また、新宿駅全体が「迷宮」と呼ばれるほど複雑化した構造を解消するため、駅そのものの機能を刷新する必要があったのです。東京都や新宿区、そして鉄道各社が連携して進める「新宿グランドターミナル」構想の一環として、小田急百貨店の土地を利用することが決まりました。
思い出深い建物がなくなるのは寂しいことですが、これは次の50年、100年を支える新宿の拠点を作るための前向きな決断でした。多くの鉄道ファンにとっても、駅ビルの変化は路線の進化と重なる大きなイベントとして注目されています。
現在は新宿西口ハルクで元気に営業を継続中
本館は閉店しましたが、小田急百貨店新宿店は2022年10月4日から、近隣の「新宿西口ハルク」へと移転して営業を続けています。以前からハルク内で営業していたフロアに加えて、本館から主要なブランドや機能が集約されました。
特にファンが多い「デパ地下」の食品売場や、高級ブランドのカウンター、宝飾品、化粧品コーナーなどはハルク内にしっかりと再配置されています。売り場面積は以前に比べるとコンパクトになりましたが、その分、買い物がしやすい効率的なレイアウトになりました。
「新宿に小田急百貨店がなくなった」と誤解されている方も時折見かけますが、実際には歩いてすぐの場所で新しい形として息づいています。小田急線の改札からも近く、通勤や通学のついでに立ち寄れる利便性は今も変わっていません。
本館跡地と解体工事の現在の進捗について
かつての小田急百貨店新宿店本館があった場所では、現在も大規模な解体工事と新築工事が並行して進められています。新宿駅西口を訪れると、巨大な防護壁に囲まれたかつての聖地が、徐々にその姿を変えているのが分かります。
建物の上部から少しずつ取り壊されていく光景は圧巻で、重機が忙しく動く様子は新しい街が生まれる胎動のようでもあります。特に小田急線ユーザーにとっては、ホームから見上げていたあの窓や壁がなくなっていくのは感慨深いものがあるでしょう。
2024年現在、地上部分の解体はかなり進んでおり、現在は基礎部分や新しいビルの土台を作るための工程に移行しています。新宿駅西口という日本屈指の過密地帯での工事は非常に難易度が高く、鉄道の運行を妨げないように細心の注意を払って進められています。
別れを惜しんだ「モザイク通り」と「大階段」
本館の閉店に伴い、新宿西口と南口を結んでいたオープンモール「モザイク通り」もその役目を終えました。ここは待ち合わせ場所や、イルミネーションを楽しむスポットとして多くの人々に愛されてきた、新宿を代表する遊歩道でした。
また、新宿駅西口の広場を象徴していた大きな吹き抜けや階段も、工事の影響で通行が制限されたり、その姿を消したりしています。これらの場所は多くのドラマや待ち合わせの思い出が詰まっていただけに、完全になくなってしまうことを惜しむ声が多く聞かれました。
しかし、再開発後の計画では、地上と地下をよりスムーズにつなぐ新しい動線が確保される予定です。かつてのモザイク通り以上に、人々が心地よく回遊できる空間がデザインされており、新しい「待ち合わせの聖地」が誕生することが期待されています。
新宿駅西口が生まれ変わる!「新宿グランドターミナル」構想

小田急百貨店新宿閉店の後に建設されるのは、単なる新しい商業ビルではありません。新宿駅全体を劇的に使いやすく、美しく変えるための壮大なプロジェクトが動き出しています。
地上48階建て!圧倒的な高さを誇る新ビルが誕生
旧本館跡地に建設される新しいビルは、地上48階、地下5階、高さ約260メートルという新宿駅エリアでも最大級の超高層ビルとなります。完成すれば、新宿西口のスカイラインを一変させる圧倒的な存在感を放つことになるでしょう。
このビルには、小田急百貨店の新しい店舗が入るほか、最新の設備を備えたオフィスフロアや、上層階にはラグジュアリーな国際水準のホテルが入る予定です。さらに、最上部付近には新宿の街を一望できる展望施設も検討されており、新たな観光名所となるのは間違いありません。
かつての百貨店中心の建物から、多機能が融合した「都市の拠点」へと進化するわけです。鉄道会社が手掛けるビルとして、駅直結という強みを最大限に活かした、24時間エネルギー溢れる空間がデザインされています。
新しい新宿駅西口ビル(仮称)の概要
・階数:地上48階、地下5階
・高さ:約260メートル
・主要用途:商業施設、オフィス、ホテル、駅施設
・完成予定:2029年度
迷路を卒業?東西を貫く「スカイデッキ」の整備
新宿駅といえば、その複雑さから「ダンジョン」と揶揄されることもありましたが、この再開発でその汚名が返上されるかもしれません。計画の目玉の一つが、新宿駅の東口と西口をスムーズに結ぶ歩行者デッキの整備です。
現在は地下の細い通路を通るか、遠回りをしなければならなかった東西の移動が、新ビルの2階部分などを通じて開放的な空間で繋がります。これにより、JRや私鉄、地下鉄の乗り換えが驚くほど直感的でスムーズになる設計になっています。
また、地上・地下・デッキの3層で歩行者の流れを整理するため、混雑が緩和され、ベビーカーや車椅子を利用する方にとっても優しい駅へと生まれ変わります。街の回遊性が高まることで、新宿全体の魅力がさらに底上げされるでしょう。
鉄道ファン必見!小田急線新宿駅ホームの改良
鉄道ファンとして見逃せないのが、ビルの建設に伴う小田急線新宿駅自体のリニューアルです。新ビルの地下部分には、小田急電鉄の駅機能が統合され、より安全で快適な乗降環境が整備されます。
特に期待されているのが、ホームの幅を拡張したり、案内表示を最新のものに刷新したりすることで、ロマンスカーへの乗車体験をより特別なものにすることです。ビルの豪華なエントランスからシームレスにホームへと続く動線は、旅の始まりを華やかに彩ってくれるでしょう。
長年親しまれてきた現在のホームの雰囲気も良いものですが、新しいビルと一体化した駅は、まるで海外の主要駅のような洗練された空間になる予定です。通勤・通学の日常も、少しだけ贅沢な気分になれるかもしれません。
都庁やオフィス街へのアクセスも劇的に向上
今回の再開発は駅ビルだけでなく、西口の広場や周辺通路の再整備もセットで行われます。これにより、駅から東京都庁や西新宿の超高層オフィス街へのアクセスが、これまで以上にスムーズになります。
現在は地下通路が入り組んでいたり、天候によって移動が大変だったりすることもありますが、新しい計画では「動く歩道」や視認性の高い通路が拡充されます。ビジネスマンにとっても、新宿西口はさらに仕事がしやすい環境へとアップデートされるのです。
また、バス乗り場やタクシー乗り場も整理され、二次交通との連携が強化されます。電車を降りてから目的地まで、迷わずに、そしてストレスなくたどり着ける。そんな「当たり前だけど難しかったこと」が、この再開発でようやく実現しようとしています。
移転後の小田急百貨店新宿店(ハルク)の楽しみ方

新ビルの完成を待つ間、私たちは現在の「新宿西口ハルク」での営業を楽しんでいます。規模が変わったことで、これまでとは違った魅力や、移転後だからこそ便利なポイントも見えてきました。
食の宝庫「デパ地下」はハルクでも健在
小田急百貨店の強みといえば、やはり充実した食のフロアです。ハルクへの移転に際しても、最も力が入っていたのがこの食品売場でした。人気の和洋菓子ブランドや総菜、生鮮食品などがぎゅっと凝縮されています。
通路の幅などは以前の本館よりもコンパクトに感じるかもしれませんが、その分、お目当てのショップをすぐに見つけられるというメリットがあります。また、ハルクの地下1階と地下2階は、地下鉄の入り口や小田急線の改札からも近く、雨の日でも濡れずに買い物ができるのが嬉しいポイントです。
仕事帰りにさっと夕食の買い出しをしたり、手土産を調達したりするのに、これほど便利な場所はありません。本館時代からの馴染みの店も多く残っており、スタッフさんとの会話を楽しめるアットホームな雰囲気もそのまま守られています。
各階の構成と注目すべき取り扱いカテゴリー
ハルクでの営業は、地下2階から地上2階、そして7階から10階という構成になっています(3階から6階はビックカメラが入居)。ファッションや化粧品、雑貨など、本館から厳選された人気ブランドが並んでいます。
特に1階と2階のインターナショナルブティックや化粧品売場は、非常に高級感のある空間に仕上がっています。一方で、中上層階にはゴルフウェアなどのスポーツ用品や、生活雑貨なども充実しており、コンパクトながらも百貨店としての品揃えは妥協されていません。
また、ハルクには以前からある人気のレストランフロアもあり、買い物ついでに食事を楽しむことも可能です。全体的に「生活に必要な上質なもの」が効率よく揃っている印象で、忙しい現代人のニーズにフィットした店舗構成といえるでしょう。
小田急百貨店新宿店(ハルク)のフロアガイド概要
・B2F・B1F:食料品(デパ地下)
・1F・2F:化粧品、インターナショナルブティック、紳士雑貨
・7F:宝飾・時計、メガネ、貸衣装
・M8F・8F:ギフト、学生服、カスタマーサービス
・10F:レストラン
アクセス方法と便利な入り口をチェック
新宿西口ハルクへ行く際、一番迷わない方法は地下からのアクセスです。小田急線新宿駅の「西口地下改札」を出て、メトロ食堂街があった通路を真っ直ぐ進むと、ハルクの地下入り口に直結しています。
地上から行く場合は、JR新宿駅西口を出て、ロータリーに沿って右側に進むとすぐに見えてきます。かつての本館があった場所の向かい側にあたるので、位置関係さえ把握してしまえば迷うことはありません。
また、ハルクはビックカメラと併設されているため、百貨店でギフトを選んだ後に家電を見る、といった効率的な買い物の仕方も可能です。建物の構造上、エスカレーターの配置が少し特殊なので、初めての方はフロアマップを確認してから回るのがスムーズでおすすめです。
ギフト選びや手土産に最適なスポット
移転後の小田急百貨店でも、ギフトセンターや進物カウンターの機能はしっかりと維持されています。お中元やお歳暮の時期はもちろん、ちょっとしたお祝いや内祝いを選びたい時にも、プロのアドバイザーが相談に乗ってくれます。
特にハルク地下1階にある和洋菓子コーナーは、老舗から最新のブランドまでバランスよく揃っており、新宿で手土産を探すならまずはここ、と言える充実度です。期間限定のポップアップショップも頻繁に開催されており、いつ訪れても新しい発見があります。
新宿駅という巨大なターミナルにあるからこそ、急ぎで質の高い贈り物が必要になるシーンは多いものです。そんな時、本館閉店後も変わらずに高品質なサービスを提供し続けてくれる小田急百貨店は、私たちにとって非常に心強い存在です。
鉄道と街の歴史を振り返る!小田急百貨店と新宿駅の歩み

小田急百貨店新宿店は、単なる商業施設ではなく、小田急電鉄という鉄道会社が街を作ってきた歴史そのものでした。その歩みを振り返ることで、今回の閉店と再開発の意義がより深く理解できます。
1967年の開店から始まった新宿西口の歴史
小田急百貨店新宿店本館が全面開業したのは1967年(昭和42年)のことでした。当時、新宿西口はまだ現在のような高層ビル街ではなく、この巨大な百貨店ビルの誕生は、まさに新宿が世界的な商業地へと飛躍する象徴だったのです。
設計を手掛けたのは、日本を代表する建築家の坂倉準三です。彼は駅と百貨店、そして駅前広場を一体的にデザインし、人の流れを計算し尽くした画期的な空間を作り上げました。あの有名な西口広場の換気口やスロープも、彼の哲学が反映されています。
このビルの誕生によって、小田急線は単なる移動手段から、買い物を楽しみ、文化に触れるための路線へとその価値を大きく高めました。半世紀以上にわたり、この場所は数え切れないほどの人々の待ち合わせを見守り、日常を支えてきたのです。
小田急線と百貨店が一体となった巨大駅ビルの役割
鉄道ファンにとって、小田急百貨店新宿店といえば「駅の上に百貨店がある」という、まさに私鉄経営のモデルケースのような存在でした。改札を出てすぐに華やかな売り場が広がる構造は、鉄道利用者の利便性を究極に高めたものです。
小田急電鉄は、鉄道事業と不動産、そして百貨店事業を密接に連携させることで、沿線価値を高める戦略をとってきました。新宿店はそのフラッグシップ(旗艦店)として、常に最新のトレンドを沿線住民に提供する役割を担っていました。
電車を降りればそこが百貨店、というスタイルは、日本の都市文化独特の発展を遂げた形です。今回の閉店と再開発は、その「駅と商業の融合」を、令和という新しい時代のニーズに合わせて再定義する作業であるとも言えるでしょう。
ロマンスカーの出発点として愛された特別な場所
小田急百貨店を語る上で欠かせないのが、特急ロマンスカーの存在です。地下のホームに滑り込んでくるロマンスカーの姿を、百貨店の階段や窓から眺めるのが好きだったというお子さんも多かったのではないでしょうか。
旅行前に百貨店でお弁当や飲み物を買い込み、ワクワクしながらホームへ降りていく。その一連の流れが、多くの人にとっての「箱根旅行」のスタート地点でした。百貨店があるからこそ、旅の準備が完結し、高揚感がさらに高まるという相乗効果があったのです。
ロマンスカーという特別な列車を運行する小田急にとって、新宿駅ビルはその顔であり、おもてなしの第一歩でもありました。新しいビルになっても、この「旅の始まりを彩る場所」というアイデンティティは、必ず継承されていくことでしょう。
高度経済成長期から令和まで駆け抜けた百貨店文化
小田急百貨店新宿店が歩んできた55年間は、日本の消費文化が劇的に変化した時代と重なります。開店当時のデパートは、家族でよそ行きを着て出かける、まさに憧れのエンターテインメント空間でした。
屋上遊園地や大食堂といった昭和の定番から、バブル期の高級ブランドブーム、そして近年の体験型消費やデジタル化への対応まで。小田急百貨店は常に時代の空気を感じ取り、新宿という変化の激しい街で、その役割を変えながら生き抜いてきました。
今回の本館閉店は一つの区切りですが、それは決して終わりを意味しません。百貨店という業態そのものが問われる現代において、新しいビルでどのような「新しい百貨店像」を見せてくれるのか。その歴史の続きを楽しみに待ちたいと思います。
新宿駅周辺の再開発スケジュールと未来の姿

小田急百貨店新宿閉店は、実は新宿駅全体で起きている「100年に一度」とも言われる大規模再開発のほんの一部に過ぎません。これから新宿がどのように進化していくのか、その全体像を整理しておきましょう。
2029年度の完成を目指す新しい駅ビルの概要
現在進められている新ビルの建設工事は、2029年度(令和11年度)の完成を予定しています。あと数年は工事が続くことになりますが、その間も駅の機能は維持され、少しずつ新しい施設が姿を現してくるはずです。
新しいビルでは、ただ買い物ができるだけでなく、最新のワークスペースや宿泊施設、そして文化発信の拠点としての機能が期待されています。特に低層階の商業エリアは、以前の百貨店よりもさらに開かれた、街と繋がるデザインになると予想されています。
また、環境に配慮した設計や、大規模災害時の帰宅困難者支援機能など、現代の都市ビルに求められるスペックを全て兼ね備えた建物になります。私たちが2029年に目にするのは、これまでの「駅ビル」の概念を超えた、未来の都市モデルかもしれません。
京王百貨店やルミネなど周辺施設の連動した動き
小田急側の再開発に呼応するように、隣接する京王百貨店新宿店周辺でも再開発の計画が進んでいます。京王電鉄とJR東日本も協力し、西口から南口にかけてのエリア一帯を一体的に整備する構想があります。
これが実現すれば、西口の小田急エリアと、南口のルミネやバスタ新宿周辺がさらに強力に繋がり、新宿駅全体が巨大な一つの街のようになります。これまでバラバラだった各鉄道会社のビルが、歩行者デッキや広場を通じて調和していくわけです。
数年後には、西口から南口まで、一度も地上に降りることなく、美しい景色を眺めながら散歩できるようになっているかもしれません。鉄道会社同士の垣根を超えた連携が、新宿を世界で最も便利なターミナルへと押し上げようとしています。
展望ロビーや商業施設がさらに充実する新宿の未来
新しいビルの上層階には、一般の人が利用できる展望機能が備わることが期待されています。新宿の超高層ビル群を間近に感じ、遠くには富士山を望む。そんな素晴らしい景色が、新しい新宿の目玉になるでしょう。
また、商業施設部分では、従来の百貨店スタイルの良さを残しつつ、デジタル技術を駆使した新しいショッピング体験ができる店が増えると予測されます。ネットで注文して駅で受け取る、あるいは最新のVR体験ができるスペースなど、次世代の楽しみ方が提供されるはずです。
新宿は常に「何でも揃う街」でしたが、これからは「ここでしか体験できないことがある街」へと進化していきます。鉄道を利用するついでに立ち寄る場所から、わざわざその場所を目的地として訪れたくなる、そんな魅力的なスポットが増えていくでしょう。
新宿駅西口再開発のポイントまとめ
・小田急の新ビルは2029年度完成予定
・東西自由通路やデッキの整備で移動がスムーズに
・京王百貨店エリアなど周辺も順次再開発が進行
・商業、ビジネス、観光が融合した国際都市へ進化
工事期間中の新宿駅西口を快適に歩くコツ
2029年の完成までは、新宿駅西口はしばらく「工事中の街」となります。通路が頻繁に切り替わったり、仮設の階段を利用したりすることになるため、少し不便を感じることもあるかもしれません。
工事中の新宿を快適に歩くコツは、余裕を持って移動することと、最新の構内図を意識しておくことです。駅内の案内表示は非常に丁寧に出されていますので、迷った時は周囲の看板をじっくり見てみましょう。また、スマホの地図アプリも、最新の通路状況を反映していることが多いので活用してください。
むしろ、今しか見られない「建設中の巨大建造物」を観察するのも一つの楽しみ方です。日に日に形を変えていく現場をウォッチするのは、鉄道ファンや都市開発好きにとっては絶好の機会です。今の不便さは、輝かしい未来へのプロローグだと捉えて、変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
小田急百貨店新宿閉店とこれからの新宿西口まとめ
小田急百貨店新宿店の本館閉店は、多くの人に愛された一つの時代の終わりを告げる出来事でしたが、それは同時に「新しい新宿」が誕生するための第一歩でもありました。
現在、小田急百貨店は新宿西口ハルクへと場所を移し、変わらぬ品質とホスピタリティで営業を続けています。馴染みのデパ地下やブランドショップは、今も私たちの日常を支えてくれています。
そして2029年度、旧本館跡地には地上48階建ての超高層ビルが誕生し、新宿駅西口の景色は劇的に生まれ変わります。鉄道と街がよりシームレスに繋がり、誰もが歩きやすく、ワクワクするような巨大なターミナルへと進化を遂げるのです。
鉄道ファンにとっても、街歩きを愛する人にとっても、これからの新宿から目が離せません。かつての思い出を大切にしつつ、新しく生まれ変わる新宿の街を、これからも一緒に見守っていきましょう。新ビルが完成し、再びあの場所で新しい歴史が刻まれ始める日が、今から待ち遠しくてなりません。



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