神奈川県央エリアの主要都市として知られる本厚木。近年では「住みたい街ランキング」で上位の常連となっており、その名前を目にする機会も増えました。しかし、初めてこの地名を耳にした方の中には「本厚木って何て読むの?」「厚木駅とは何が違うの?」と疑問を持つ方も少なくありません。
この記事では、本厚木の読み方はもちろん、隣接する厚木駅との不思議な関係や、鉄道ファンも注目する駅の利便性について詳しくご紹介します。街の歴史や住みやすさのポイントまで幅広く網羅しましたので、本厚木について知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
本厚木の読み方と「厚木駅」が隣接する不思議な関係

本厚木という地名を正しく読むことは、この街を知る第一歩です。実は、鉄道ファンや地元住民の間では有名な「駅名のミステリー」が隠されている場所でもあります。まずは基本となる読み方と、隣り合う駅との複雑な歴史について紐解いていきましょう。
正しい読み方は「ほんあつぎ」!由来は「本当の厚木」
本厚木の読み方は、「ほんあつぎ」が正解です。「本」という漢字が付いているため、初めて見る方は「もとあつぎ」と読んでしまうこともありますが、濁らずに「ほんあつぎ」と読みます。この「本」という一文字には、非常に深い意味が込められています。
もともとこの駅は、1927年の開業時には「相模厚木駅(さがみあつぎえき)」という名称でした。しかし、後にご紹介する「厚木駅」との混同を避けるため、そしてこちらこそが「厚木市の中心部にある本当の厚木駅である」という主張を込めて、1944年に「本厚木駅」へと改称されたのです。
つまり、本厚木は「厚木の本家」であることを示す名前といえます。現在でも厚木市役所や主要な商業施設はこの本厚木駅周辺に集中しており、名実ともに厚木の中心地としての役割を担っています。
厚木駅は海老名市にある?地図で見る驚きの所在地
本厚木駅を利用する上で最も注意が必要なのが、隣の駅である「厚木駅」の存在です。名前に「厚木」と付いているため、当然のように厚木市にあると思われがちですが、実は厚木駅の所在地は「海老名市」なのです。これは、初めて訪れる人にとって非常に紛らわしいポイントとして知られています。
本厚木駅と厚木駅の間には、一級河川である相模川が流れています。この相模川が厚木市と海老名市の境界線となっており、西側の本厚木駅は厚木市、東側の厚木駅は海老名市に位置しています。駅名と所在地の自治体が異なるという、非常に珍しい現象が起きているのです。
【駅の所在地まとめ】
・本厚木駅:神奈川県厚木市(厚木市の中心部)
・厚木駅:神奈川県海老名市(小田急線とJR相模線の接続駅)
このように、「厚木に行くなら本厚木駅」という合言葉を覚えておくと安心です。厚木駅で降りてしまうと、相模川を渡るために長い橋を歩くか、もう一度電車に乗らなければならなくなります。
なぜ逆転した?鉄道の歴史が作った名前のミステリー
なぜこのようなややこしい事態になったのでしょうか。その理由は、大正から昭和初期にかけての鉄道敷設の歴史にあります。最初に「厚木駅」という名前を掲げたのは、現在のJR相模線と相模鉄道の前身となる路線でした。
当時の鉄道会社は厚木市内に線路を通そうと計画していましたが、相模川に橋を架ける莫大な費用を捻出できず、対岸の海老名側に駅を作ることになりました。しかし、当時の厚木は宿場町として非常に有名だったため、知名度を求めて海老名側にありながら「厚木駅」と名付けたのです。
その後、小田急電鉄が相模川を渡って厚木市の中心部に駅を作りました。先に「厚木駅」という名前が使われていたため、小田急は「相模厚木駅」と名乗りましたが、やはり中心地であるプライドから「本厚木」へと改称したという経緯があります。鉄道各社の思惑が、現在の複雑な駅名を生んだのです。
厚木市内に「厚木駅」を作る要望も?現在の状況
この分かりにくい状況を打破しようという動きは、過去に何度もありました。厚木市は、JRや小田急電鉄に対して「海老名市にある厚木駅を改称してほしい」という要望を長年にわたって出し続けています。市民からも「紛らわしい」という声は根強くあります。
しかし、駅名を変更するには看板の掛け替えだけでなく、システム改修や乗車券の発行機など、莫大なコストがかかります。また、現在の「厚木駅」も長年親しまれてきた名前であるため、鉄道会社側としては慎重な姿勢を崩していません。
現在では、駅名標に「海老名市」であることを明記したり、車内アナウンスで注意を促したりすることで、誤降車を防ぐ対策が取られています。当面はこの「本厚木」と「厚木」の共存が続いていく見込みです。
鉄道ファンも注目!本厚木駅の利便性と運行のヒミツ

本厚木駅は、単なる読み方が珍しい駅ではありません。小田急小田原線の主要駅として、非常に高い輸送能力と利便性を誇っています。ここでは、鉄道ファンも納得する本厚木駅の交通拠点としての魅力を深掘りしていきます。
小田急小田原線の主要拠点!特急ロマンスカーの停車駅
本厚木駅は、小田急電鉄の中でも屈指の重要駅です。運行されるほぼすべての種別が停車し、特に有料特急である「特急ロマンスカー」の多くが停車するのが大きな特徴です。通勤時間帯には新宿方面への、休日には箱根方面へのレジャーの拠点として機能しています。
駅の構造は2面4線の高架駅となっており、急行や快速急行が各駅停車を追い越したり、接続したりする光景が日常的に見られます。この緩急接続(かんきゅうせつぞく)がスムーズに行われるため、周辺駅からの利用者も本厚木駅で乗り換えて都心へ向かうことが一般的です。
また、本厚木駅は「管区長所在駅」でもあります。周辺の駅を管理する中心的な役割を担っており、駅員さんの配置数も多く、非常に活気があるのが特徴です。運行トラブルが発生した際なども、折り返し運転が可能な設備を持っているため、運行管理上の重要拠点となっています。
千代田線直通も充実!都心へ座って帰れる「始発」の魅力
本厚木駅の最大の武器とも言えるのが、東京メトロ千代田線への直通運転です。代々木上原駅から地下鉄線内に入り、表参道、赤坂、霞ケ関、大手町といった都心の中枢へ乗り換えなしでアクセスできます。通勤・通学において、この直通利便性は計り知れません。
さらに注目したいのが、本厚木始発の列車が多数設定されている点です。特に朝の通勤ラッシュ時、始発列車を狙えば都心まで座って移動することが可能です。また、夕方以降の下り列車でも「本厚木行き」が多数運行されているため、寝過ごす心配がないという安心感もあります。
特急ロマンスカーの「モーニングウェイ号」や「ホームウェイ号」を利用すれば、さらに快適なリクライニングシートで移動時間を活用することもできます。鉄道を使いこなす人にとって、本厚木駅は非常にメリットの多い駅と言えます。
連絡運輸がないのに日本一?驚きの乗降客数を誇る理由
鉄道統計において、本厚木駅はある驚異的な記録を持っています。それは、「他路線との接続がない私鉄の駅として乗降人員が日本一」(年度により変動あり)というものです。通常、利用者が多い駅は何らかの別路線(JRや地下鉄など)と繋がっていますが、本厚木駅は小田急線単独の駅なのです。
それにもかかわらず1日平均約13万人(2023年度)もの人々が利用するのは、ここが厚木市だけでなく、近隣の愛川町や清川村、さらには伊勢原市の一部までをカバーする巨大な交通のハブ(拠点)だからです。周辺には多くの大学や工場もあり、学生や会社員の利用が非常に多いのも特徴です。
この膨大な利用者を支えているのが、駅北口から広がる巨大なバスネットワークです。駅から離れた住宅地や工業団地を結ぶバスがひっきりなしに発着しており、鉄道とバスの連携が極めて高いレベルで完成されています。単独駅としてのこの活気は、全国的にも珍しい光景です。
箱根や小田原へのアクセスも抜群なレジャーの玄関口
本厚木駅は都心方面だけでなく、小田原・箱根方面へのアクセスも優れています。快速急行に乗れば小田原駅までは約40分程度で到着します。そこから箱根登山電車に乗り換えれば、あっという間に箱根の温泉街へたどり着くことができます。
また、駅周辺には丹沢の大自然へ向かうバスも多く出ています。登山の拠点として知られる大山(おおやま)や、宮ヶ瀬ダム方面へのアクセスも良好です。平日はビジネスや通学、休日はアウトドアや観光と、1週間のうちいつ訪れても鉄道の恩恵を感じられる場所です。
駅周辺の金券ショップやチケット売り場では、小田急線の格安チケットやレジャー用のお得な切符も取り扱われており、賢く旅をしたい人にとっても本厚木駅は外せません。鉄道を中心に、アクティブなライフスタイルを送れるのがこの街の強みです。
「借りて住みたい街」1位の常連!本厚木の住みやすさを深掘り

本厚木は、不動産ポータルサイトなどが発表する「住みたい街ランキング」で、何度もトップに輝いています。なぜ、都心から少し離れたこの街がこれほどまでに支持されるのでしょうか。その理由は、利便性とコスト、そして環境の絶妙なバランスにあります。
都会と自然が共生!相模川や丹沢の豊かな環境
本厚木駅周辺は、駅ビルのミロードやイオンなどの大型商業施設が立ち並ぶ都会的な景観が広がっています。しかし、駅から徒歩15分ほど歩けば、神奈川県を代表する大河である相模川の河川敷に到着します。この「都市機能と自然の近さ」が最大の魅力です。
河川敷ではジョギングやサイクリング、バーベキューを楽しむ家族連れが多く見られます。また、西に目を向ければ丹沢の山々がそびえ立ち、四季折々の表情を楽しむことができます。都会の喧騒からすぐにリフレッシュできる環境があることは、住む人にとって大きな精神的メリットとなります。
空気が澄んでいる日には富士山を望むこともでき、神奈川県らしい開放的な風景を日常のものにできます。休日にわざわざ遠出しなくても、身近な場所でキャンプ気分を味わったり、ハイキングを楽しんだりできる贅沢な住環境がここにはあります。
子育て支援が日本トップクラス!共働き世帯に選ばれる理由
厚木市は、自治体としての子育て支援に非常に力を入れていることで有名です。特に「共働き子育てしやすい街ランキング」などで全国上位にランクインしており、現役世代からの支持が絶大です。具体的な支援策も非常に充実しています。
例えば、中学校卒業までの医療費無償化はもちろん、おむつの定期便(0歳児対象)などのユニークな施策も行われています。また、待機児童対策にも積極的で、駅周辺には保育施設が充実しています。夜遅くまで預けられる施設や、一時預かりの充実など、働く親にとっての安心材料が揃っています。
さらに、公園の多さも特筆すべき点です。大型のアスレチックがある「厚木中央公園」や、水遊びができるスポットなど、子供をのびのびと遊ばせることができる環境が整っています。街全体で子供を育てようという温かい雰囲気があるのも、選ばれる大きな理由です。
駅直結「ミロード」から商店街まで!買い物に困らない街
本厚木駅は、買い物の利便性が極めて高いのが特徴です。駅ビルである「本厚木ミロード」は、1から2、そしてイーストと複数の建物から構成されており、ファッション、雑貨、グルメ、食料品まで何でも揃います。仕事帰りに改札を出てすぐ買い物を済ませられるのは非常に便利です。
駅から少し歩けば、昔ながらの活気がある商店街や、大型スーパーのイオン、オーケー、ヨークフーズなどが点在しています。特にディスカウントスーパーの多さは家計を預かる世代にとって心強い味方です。高級な品物から日々の生活用品まで、選択肢が非常に多いのが特徴です。
本厚木駅周辺の主な買い物スポット:
・本厚木ミロード(駅直結・ファッション・食料品)
・イオン厚木店(総合スーパー)
・アミューあつぎ(映画館・行政施設・ショップ)
・オーケー本厚木店(ディスカウントスーパー)
飲食店も非常に豊富で、チェーン店からこだわりの個人店まで幅広く揃っています。北口側は夜遅くまで賑わう繁華街としての側面もあり、外食派の人にとっても飽きることがありません。生活に必要なものがすべて駅徒歩圏内で完結する、まさに「完成された街」と言えるでしょう。
物価と家賃のバランスが最高!コストパフォーマンスの良さ
住みやすさの決定打となっているのが、コストパフォーマンスの良さです。これほど利便性が高く、特急停車駅でありながら、都心に比べて家賃相場がぐっと抑えられています。同じ予算であれば、都内よりもひと回り、ふた回り広い部屋に住むことが可能です。
例えば、新宿まで1時間以内の他の沿線駅と比較しても、本厚木周辺は物件の供給量が多く、単身者向けからファミリー向けまで選択肢が豊富です。家賃を抑えられる分、生活の質を向上させたり、趣味にお金をかけたりといった余裕が生まれます。
また、物価も比較的安定しており、スーパーの激戦区であることから食料品も安く手に入ります。移動にかかる特急料金を考慮しても、トータルの生活コストは都心居住より低くなるケースが多く、「賢い選択」として本厚木に移住する人が増えているのも頷けます。
本厚木駅周辺のお出かけスポットと絶品グルメ

本厚木は住むだけでなく、遊びに行く場所としても非常に魅力的なスポットです。歴史ある温泉から、全国にその名を知られるご当地グルメまで、訪れる人を飽きさせない魅力が詰まっています。ここでは、ぜひ足を運んでほしいおすすめスポットをご紹介します。
駅からバスで温泉へ!七沢・飯山温泉郷の癒やし
本厚木駅からバスで約20〜30分ほど揺られると、そこには都心近郊とは思えない静かな温泉郷が広がっています。「七沢(ななさわ)温泉」や「飯山(いいやま)温泉」は、美肌の湯としても知られる県内屈指の名湯です。日帰り入浴を楽しめる宿も多く、気軽にリフレッシュできます。
特に飯山温泉の春は、相模川沿いの桜並木が非常に美しく、花見と温泉をセットで楽しむのが定番のコースです。一方の七沢温泉は、山あいの静かな雰囲気が魅力で、名物の「しし鍋」などのジビエ料理を堪能できる宿もあります。登山やハイキングの後に、汗を流しに立ち寄るのも最高です。
また、温泉周辺にはオシャレなカフェや古民家レストランも増えており、女子旅やカップルのデートコースとしても人気が再燃しています。駅前の都会的な雰囲気からわずか数十分で「別世界」へ行ける。このギャップこそが本厚木の奥深さです。
B級グルメの王道「厚木シロコロ・ホルモン」の名店
グルメの話題で本厚木を語るなら、「厚木シロコロ・ホルモン」は絶対に外せません。B-1グランプリで優勝したこともあるこのグルメは、豚の新鮮な大腸(シロ)を、割かずに管状のまま焼き上げるのが特徴です。中にはコラーゲンたっぷりの脂が詰まっており、噛むと口いっぱいに旨みが広がります。
駅周辺には、昭和の雰囲気が漂うレトロなホルモン焼き店がいくつも軒を連ねています。店ごとにこだわりの味噌ダレがあり、炭火でじっくりと焼き上げるスタイルが主流です。特に夕暮れ時になると、商店街にはホルモンを焼く香ばしい匂いが漂い、人々の食欲をそそります。
【シロコロ・ホルモンの楽しみ方】
・新鮮なものを出す店が多いため、まずは「シロ」を注文。
・脂がぷっくりと膨らんできたら食べごろです。
・店秘伝の味噌ダレをたっぷりとつけて召し上がれ!
地元の人々に愛されている名店が多く、お酒を飲まない人でもご飯と一緒に楽しめるのが魅力です。本厚木を訪れた際は、ぜひこの「元気の源」を味わってみてください。
ラーメン激戦区!「家系」から「淡麗系」まで揃う街
実は本厚木は、知る人ぞ知るラーメン激戦区でもあります。特に有名なのが、吉村家直系の「厚木家」です。本格的な横浜家系ラーメンが味わえるお店として、全国からファンが詰めかけ、行列が絶えません。濃厚な醤油豚骨スープと燻製されたチャーシューは一度食べたら病みつきになります。
一方で、透き通ったスープが美しい「淡麗系」の人気店も複数存在します。地元の食材を活かしたこだわりの一杯や、鶏ガラの出汁を丁寧にとった醤油ラーメンなど、ラーメン好きを唸らせる名店が駅周辺に集結しています。深夜まで営業しているお店も多く、シメのラーメンに困ることはありません。
最近では、二郎インスパイア系や個性派のまぜそば専門店なども進出しており、まさにラーメンのデパート状態です。その日の気分に合わせて、自分好みの最高の一杯を探す楽しみがこの街にはあります。鉄道ファンの中には、このラーメンを目的に途中下車する人も少なくありません。
家族で楽しめる「厚木中央公園」とイベントの魅力
市民の憩いの場となっている「厚木中央公園」は、本厚木駅から徒歩数分の場所にあります。非常に広大な敷地を持ち、週末にはさまざまなイベントが開催されます。特に、夏に行われる「あつぎ鮎まつり」のメイン会場の一つとなり、街全体が熱気に包まれます。
公園内には大きな複合遊具があり、子供たちが元気に走り回る姿が見られます。また、防災拠点としての機能も備えており、非常に整備が行き届いた綺麗な公園です。お弁当を持ってピクニックをしたり、周辺のカフェでテイクアウトしたコーヒーを飲みながら読書をしたりと、贅沢な時間を過ごせます。
秋には食のイベント、冬にはイルミネーションなど、1年を通じて街を盛り上げる企画が盛りだくさんです。駅前の賑やかさと、公園のゆったりとした空気が共存しているのも本厚木らしい光景です。街を歩いているだけで、何か新しい発見がある。そんなワクワク感がこのエリアには漂っています。
本厚木駅を賢く利用するための便利な豆知識

最後に、本厚木駅をより快適に、そして賢く利用するためのコツをご紹介します。巨大な駅だからこそ、知っているだけで移動が楽になる情報があります。日々の通勤や、たまのお出かけに役立ててください。
日本最大級の路線網?「厚木バスセンター」の歩き方
本厚木駅には、駅直結のバス乗り場のほかに、少し離れた場所に「厚木バスセンター」という巨大な施設があります。東口から徒歩数分の場所に位置し、ここから市内各地や郊外、さらには空港連絡バスまで、凄まじい本数のバスが発着しています。
初めて訪れる人は、あまりの系統の多さに混乱してしまうかもしれませんが、行き先ごとに番号が振られており、電光掲示板での案内も親切です。神奈川中央交通(神奈中バス)の拠点となっており、バスファンにとっても非常に見応えのある場所です。
バスセンター利用のコツ:
・駅北口のバス停と、バスセンターのバス停は別物です!
・目的地に行くバスがどちらから出るか、事前に確認しましょう。
・空港リムジンバスはバスセンターではなく、北口の「ミロード2」横から出る場合もあります。
バスを使いこなせば、駅から離れたオシャレなカフェや自然スポットへも自由自在にアクセスできます。本厚木を極めるなら、まずはこのバスネットワークを理解するのが近道です。
北口と南口の使い分け!待ち合わせや出口選びのコツ
本厚木駅には「北口」「南口」「東口」の3つの大きな出口があります。それぞれ雰囲気が全く異なるため、目的に応じて使い分けるのが正解です。北口は、百貨店や商店街、飲食店が集まる非常に賑やかなエリアで、待ち合わせの定番スポットでもあります。
一方の南口は、北口に比べると少し落ち着いた雰囲気で、マンションや住宅街が広がっています。ロータリーも整理されており、タクシーの利用や送迎には南口の方がスムーズな場合があります。静かにカフェを楽しみたいときも、南口周辺に素敵なお店が隠れていることが多いです。
東口は厚木市役所やバスセンターへのアクセスに便利です。また、地下道(あつぎロードギャラリー)に直結しており、雨の日でも濡れずに主要施設へ移動できます。この地下道にはアート作品が展示されていることもあり、ちょっとした散歩コースとしても楽しめます。出口を間違えると大きく遠回りになることもあるので、目的地を事前にチェックしておきましょう。
駅周辺の再開発計画!さらに進化する本厚木の未来
本厚木駅周辺は現在、さらなる進化を目指して再開発計画が進んでいます。特に駅北口周辺では、より利便性の高い広場の整備や、老朽化したビルの建て替えが進められています。将来に向けて、さらに洗練された街並みに生まれ変わろうとしています。
中町地区などの再開発では、公共施設と商業施設、そして住宅が一体となった大規模な複合施設の建設も検討されています。これにより、これまで以上に「住む・働く・遊ぶ」がシームレスに繋がる街になることが期待されています。住みたい街ランキングでの人気も、こうした将来への期待感が後押ししているのかもしれません。
新しいお店がオープンしたり、歩行者が歩きやすい空間が増えたりすることで、街の魅力はさらに高まっていくでしょう。鉄道ファンにとっても、駅ビルや周辺環境の変化は注目のポイントです。数年後に訪れたときには、また違った表情の本厚木に出会えるはずです。
鉄道ファンなら見逃せない!駅メロディーや車両の撮影スポット
鉄道ファンとして本厚木駅を訪れるなら、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。まずは列車接近メロディーです。本厚木駅では、いきものがかりの「YELL」が使用されています。メンバーが地元出身という縁もあり、駅に降り立つと温かいメロディーが迎えてくれます。
また、駅のホームの小田原寄りからは、相模川を渡る小田急線の車両を撮影できるスポットがあります。橋梁を渡るダイナミックな構図で、特急ロマンスカーなどの優等列車を収めることができます。通過列車のスピード感も味わえるため、鉄道ファンにはたまらない場所です。
夜の本厚木駅もおすすめです。高架ホームから見下ろす街の灯りと、次々とやってくる通勤電車の光が相まって、非常に幻想的な光景になります。主要駅ならではの複雑な運行ダイヤを眺めながら、鉄道が街を支えている様子を肌で感じることができる。本厚木駅は、そんな鉄道愛に溢れた場所でもあります。
本厚木(ほんあつぎ)の読み方と街の魅力を振り返って
「本厚木」の読み方は「ほんあつぎ」であり、その名前には「厚木市の中心である本家の駅」という誇りが込められています。隣の厚木駅が海老名市にあるという不思議な現象も、かつての鉄道会社による知名度争いや地理的な制約が生んだ、歴史の重みを感じさせるエピソードでした。
鉄道の利便性においては、小田急線の主要拠点として特急ロマンスカーや千代田線直通列車が多数停車し、都心へのアクセスも抜群です。それでいて、一歩足を伸ばせば丹沢の自然や名湯・七沢温泉、飯山温泉が楽しめるという、都会と田舎の「いいとこ取り」ができる環境が整っています。
子育て支援の充実やコストパフォーマンスの良さが評価され、「住みたい街」として多くの人に選ばれている本厚木。ご当地グルメのシロコロ・ホルモンやラーメン激戦区としての顔もあり、訪れるたびに新しい発見がある街です。この記事をきっかけに、ぜひ一度「ほんあつぎ」の地に足を運んで、その活気と魅力を体感してみてください。




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